実施内容 |
事務局 報告
2010年度に開催された大分国際車いすマラソン大会が30周年の記念大会を迎えるにあたり、大分県は生徒と触れ合うことにより、車いすマラソンをはじめとする障がい者スポーツの魅力を伝え、大会への関心を高めるための事業『おでかけワークショップ』を、同年6月から翌年3月まで県内の小中学校へ大分身体障害者陸上競技協会に所属する車いすマラソンランナー17吊の派遣「講演&体験活動《を行いました。
大分県内12市町村の46校を訪れ、選手の講演や車いすマラソンに使用する競技用車いすのレーサーの乗車体験、生活用車いすでの段差走行体験などを通じて選手との交流を行った今回の事業では、生徒だけでなく、PTAの父兄など期間内で約6000人を動員し、今まで車いすマラソンを間近に見たことのない県民に、広く車いすマラソンの魅力を伝えることができました。
結果として今大会には、ゴール地点である大分市営陸上競技場のスタンドにワークショップで選手と交流を行った学校の中から300人の生徒が自作の応援横断幕を持って応援に訪れ、選手へ熱い声援を送っていただきました。
また、コースの沿道でも大きな声で選手を応援する子供達の姿も見られました。30周年の記念大会を迎えるにあたり、企画された今回の事業は3月末で終了しますが、学校やPTAからは継続して選手を迎えての総合的な学習を行っていきたいとの声が多く今後は、選手との連絡により継続実施したいとの希望が多く上がりました。
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