|  | 恒例となった九州チャレンジ陸上競技選手権大会前日のワークショップが、今回も多くの参加者により盛会に行われた。今回は、外部講師として福岡市内でFSCC(フクオカストレングス&コンディショニングセンター)を経営され、多くの著名プロアマアスリート(元フクオカフォーククス城島捕手・K1格闘家チェ ホンマン氏等)を指導している片井忠氏をお招きし、トレーニング理論についてご講義いただいた。
 参加者からは、「初心者の私でも判りやすかった。」、「自分のトレーニング方法の誤りに気づかされた。」、また、「何気なくやっていた練習だったけど、理論にそって目的にあった効果的な内容にすれば、期待した結果が実感できることが解った。早速、明日からでは無く、今日からでも練習を変えてみたい。」との感想があった。
 今回の参加者のみなさんは、今後の記録や成績があがっていくかも知れません。参加できなかったみなさんのために、今回の資料をご紹介しますので、参考にご覧ください。
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                        | <資料> | 
                            1.トレーニングの原理:①過負荷の原理・②可逆性の原理・③特異性の原理
 2.トレーニングの原則: ① 全面性の原則・②漸進性の原則・③個別性の原則・④継続性の原則・⑤意識性の原則
 3.主なトレーニング要素:①筋力・②パワー・③スピード・④持久力
 4.ウォーミングアップの流れ① サタティックストレッチ ② ジョギング(心拍数を120拍以上まで) ③ ダイナミックストレッチ
 ④ 競技動作のストレッチ
 5.筋力トレーニングの実際  
                              
                                |  | 負荷 | 回数 |  
                                | 筋肥大 | 70〜85% | 6〜12RM |  
                                | 筋力 | 85〜100% | 1〜6RM |  
                                | >持久力 | 60〜65% | 15〜20RM |  
                                | パワー | 30〜60% | 10回目安 |  6.持久力トレーニングの実際: ①持続法 (LSD) (ATペース)(ファルトレイク)  ② インターバル法(ショート)(ミドル)(ロング)
 ③ レペティション法   ④ タイムトライアル法(ショート)(スタンダード)(ロング)
 7.クールダウンについて:①ジョギング(徐々にゆっくり)・②サタティックストレッチ
 8.オーバートレーニングについて:①バセドニック・②アディソニック
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