報 告
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これまで実施していたワークショップは、九州チャレンジ陸上競技選手権大会(以後、九チャレと称す)前日に開催するのが恒例でしたが、九チャレの主催者であった熊本県障害者スポーツ・文化協会が、当初の目的を達成したとして「第15回大会」をもって終了する事となりました。
そこで、当協会と熊本市が主催して、熊本政令指定都市記念「チャレンジ陸上大会」を4月21日に開催する運びとなりました。障害者の陸上競技を普及し、日ごろ頑張っている選手の練習の成果を発表する場、目標にチャレンジする大会として、今後も継続的に開催するために、名称を改め再出発することになりました。
陸上競技に親しんでいただき、前述の大会に出場するきっかけ作りにしようということで、初めて「熊本障害者陸上教室」を開催しました。
広く募集をした結果、遠くは山口県、福岡県からも参加申込みをいただき、参加者をはじめ、スタッフ、家族、応援者を含めると総勢100名近い盛況な教室となりました。
教室は、それぞれの障害区分(車いす競技者部門・車いす体験者部門・車いす初心者部門・立位下肢切断者部門・立位上肢切断者及び弱視者部門・立位全盲者部門・立位聴覚障害部門・知的障害者部門等)とそれぞれの競技種目に別れ、参加者にとっては、まさにチャレンジという感じでした。
教室の総仕上げとして、各参加者は自分の得意種目にレコードトライアルをしました。今回初体験だったという参加者も、その記録をもとに、目標記録を設定し、チャレンジ陸上大会にエントリーしようと、楽しそうに話していました。多くの参加者が、チャレンジ陸上大会に申し込みされることを期待しています。
参加者及び九州身体障害者陸上競技協会賛助会員の皆様、お疲れ様でした。また、ご協力いただきました熊本障害者スポーツ指導者協議会の会員、熊本学園大学陸上部、ロータリーアクトの皆様お世話になりました。
来年度も開催したいと考えていますので。その際は、是非ご参加ください。お申込みをお待ちしています。
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