車椅子マラソンの発祥の地である大分で、昨年 「誕生」 した陸上トラック競技大会が急成長し、今年は、 2007 年 5 月 5 日九州石油ドームで開催された。
この大会は、昨年大分の廣道選手が中心になり、多くのボランティアと企業の協力により、誕生し開催された。今年は、日本身体障害者陸上競技連盟からのアドバイスのもと、選手たちからの強い希望が尊重され、 2008 年開催の北京パラリンピック大会出場選手選考の参考大会と位置付けされて開催されることになった。また、会場は、大分トリニータのホームグランドである九州石油ドームとなった。当日はあいにくの雨天であったが、ドームのおかげで、車椅子の選手たちはハンドリムやグローブ、また、立位の選手はスパイクが濡れて滑ることなく、競技に集中でき |