ゴール会場の長野オリンピックスタジアムでは、同日開催の長野マラソン主催による様々なイベントで大変賑わう中、車いすマラソンレーサー体験コーナーも設置され、沢山の子ども達や若者が試乗体験を大いに楽しんでいました。そして、多くの後援・協力・協賛団体、競技役員やボランティアの方々の支援、並びに沿道の方々の温かい声援により、無事大会を終了することが出来ました。
第3回長野車いすマラソンでは、今大会を一層盛り上げるために様々な工夫を凝らしました。まず、ロゴマークを作成し、爽やかな早春の信濃路を表現しました。早春の信州の新緑をグリーンで、コース沿道の桜と選手や大会を支えてくれる大勢のボランティアの皆さんの情熱をピンクで、そして信州の澄んだ空気と青空をブルーで表現し、市民の支援により春に行われる温かい大会をイメージしました。また、ロゴマークを元にしたピンバッジも作成し、今大会期間中は売れ行きも上々で大会運営に大変役立ちました。
今大会開催前には、車いすマラソンの地域への浸透を深めるため、長野県内出身選手による講演会が4つの近隣小学校で行われました。それぞれの選手が車いすマラソンに対する思いを語ったり、実演を通して子ども達との交流を図りました。小学生のレーサー試乗体験も行われ、皆初めての体験に戸惑いを見せながらも大変楽しんだ様子でレーサーを操っていました。また、文化女子大学附属長野高等学校では、招待選手の廣道純選手による講演会が開催され、高校生や専門学校生、そして一般の方々が大勢参加しました。
長野車いすマラソン大会は、今年で3回目を迎えたばかりのとても新しい大会です。おかげ様で、第1回、第2回、第3回と回を重ねるたびに参加者も増えております。これからも益々大会運営に磨きをかけ、参加される選手の皆さんが満足してくださる大会にしていきますので、応援よろしくお願いします。
選手の皆様、4月は桜の舞う信州で是非お会いしましょう。
提供、協力者
長野車いすマラソン事務局 後藤様
|