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日本身体障害者陸上競技選手権大会

九州石油ドーム

日本身体障害者陸上競技選手権大会が、大阪府堺市金岡陸上競技場で開催された。今回は、なじみの長居競技場ではなく、約 10年ぶりに金岡陸上競技場での開催となったが、アクセスが不便にもかかわらず、今大会が 2008年開催の北京パラリンピック選手選考の参考となる大会であったため、日本のトップアスリートたちが集結した。

大会当日、 5月にしては天気が良すぎ、気温 30度を超える晴天であった。風がさほど強くなく、競技選手には有難い事ではあったが、何しろ暑さ対策は大変な状況だった。
特に体温調節の効かない頚椎損傷の選手たちにとっては、記録との戦いの前に、まず

体調を整えるための、気温との戦いが不可欠のようだった。そんな悪い気象条件の中でも、さすがに日本のトップアスリートたちである。多くの種目で大会新及び日本新記録が続出した。
また、北京パラリンピック出場選手選考の重要な大会という事で、多くのメディアも取材に集まり、注目選手の一人一人に、それぞれのメディアがカメラを向け、競技はもちろん、
競技前後の選手の一挙手一投足を密着して取材していたのが印象的だった。

この機会に、障害者の陸上競技が報道され、多くの方々に知っていただくと共に、障害者スポーツへの理解をさらに深めて頂き、応援していただければと願っている。そして勿論、パラリンピックに挑戦する選手が、さらに増える事も期待したい。

今回、もう一つ印象に残った事があった。それは、大変ありがたいことに、観客席で多くの方々が、競技を観戦し応援していた事だ。大会の参加者増に取り組むこともさることながら、競技者の気持ちを高揚させ大会を盛り上げるためには、観戦者や応援者を増やす努力もしていかなければならないと思った。

選手の皆さん、お疲れ様でした。また、次大会での活躍健闘を願います。そして、関係者の皆さん、お疲れ様でした。
 



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