日本身体障害者陸上競技選手権大会が、大阪府堺市金岡陸上競技場で開催された。今回は、なじみの長居競技場ではなく、約 10年ぶりに金岡陸上競技場での開催となったが、アクセスが不便にもかかわらず、今大会が 2008年開催の北京パラリンピック選手選考の参考となる大会であったため、日本のトップアスリートたちが集結した。
大会当日、 5月にしては天気が良すぎ、気温 30度を超える晴天であった。風がさほど強くなく、競技選手には有難い事ではあったが、何しろ暑さ対策は大変な状況だった。
特に体温調節の効かない頚椎損傷の選手たちにとっては、記録との戦いの前に、まず