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大会・イベント報告
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日本選手団 監督 小手川郁人
IWAS World Wheelchair&Amputee Games 2007-Taipei
が台湾−台北にて平成19年9月9日(日)〜9月19日(水)の11日間開催された。
組織委員会として中華民国台北パラリンピック委員会(CTPC)が組織され運営された。陸上以外にアーチェリー、バドミントン、Cue Sports、パワーリフティング、射撃、水泳、卓球、テンピンボーリング、車椅子フェンシング、車椅子テニスの競技種目が実施された。
参加国:43カ国 選手団:1054名(選手751名 役員303名)という参加状況であったが、我が国からは、陸上競技のみの参加であった。
日程的には、開会式前までにクラス分けが実施され、競技場内にできたクラス分けルームの中で、日本選手は、それぞれ問題なくスムーズに決定された。
競技場は、全天候型の8レーンで、ホームストレートは、10レーンあったが、車椅子選手にはやや重たく感じるトラックであった。今回この大会にアメリカや中国の参加がなく、やや物足りなさは感じたが、反面タイランドの躍進が素晴らしく、金7個、銀9個、銅8個計24個を獲得。2位は、ドイツの5個、8個、6個、計19個であったので、比較してもダントツであったことが分かる。日本選手団は、金1個、銀4個、銅2個、計7個を獲得した。この結果は、国際大会初参加者が多かった割には、善戦したのではないかと思われる。
期間中は、天候にも恵まれ順調に競技は消化されていたが、大会運営としては、TICルームの表示がしてあるだけで全く機能してなく、クレーム等については、競技委員長に直接掛け合うという状態であった。また、リザルトに関しては、フロアにキャビネットを置き勝手に持っていくような体制になった。ただ、ドーピングに関しては、金メダルを獲得した鈴木選手をはじめ、各種目の上位入賞者に実施していた。
競技運営は、地元陸連と学生ボランティアによって運営され、サブトラックがなかったので、アップは競技の開始前と実施されていない時間を利用して行った。
開始当初は、招集の場所や時間、表彰式、車椅子の検定等、非常にアバウトであったが、日が経つにつれて少しずつ改善されてきた。
最後に、今回のような大会規模であれば初めて国際大会に出場する選手にとっては、参加しやすく登竜門として位置づけるには、大変良かったのではないかと思われる。また、この大会を通して、選手一人ひとりが、国際大会での雰囲気や自分の実力等確認でき収穫もかなりあったのではないかと思われる。 IWAS参加選手の今後の活躍を期待したい。
金メダル1個・・・鈴木(HJ)
銀メダル4個・・・八巻(200m、400m)・羽根(TJ)・上与那原(200m)
銅メダル2個・・・八巻(100m)・上与那原(400m)
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