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大会・イベント報告
> 第18回 仙台国際ハーフマラソン大会
仙台国際ハーフマラソン大会が、5月11日、宮城野原公園運動場東側をスタートに、仙台市街地を走り抜け、仙台市役所前市民広場をゴールとする日本陸上競技連盟公認コースで開催された。
当日は、日本列島に寒気が入り、5月にしては肌寒く、霧雨の降るあいにくの天候だった。しかし、選手のレースに臨む思いは熱く、スタート直後から笹原選手が積極的な走りで飛び出し、そこに樋口選手が食い下がった。二人の独走になる様相を見せたが、後続の北京パラリンピック出場内定選手の廣道、山本浩之、そして、小谷の3選手が追いつき、5人の集団となった。このまま集団が維持されるかと思われた矢先、山本、廣道の両選手が抜け出し、二人による一騎打ちとなった。山本選手が、7キロ過ぎの上り坂を利用して一気にスパートし、そのまま逃げ切り初優勝を飾った。
また、ランナーの部では、注目されていた野口みずき選手が、2連覇を達成した。大会終了後には、野口選手を初めとするランナーも車いすも一緒に授賞式が執り行われ、全参加者がレセプションで歓談した。
優勝の山本浩之選手は、「コース上の坂は思った程でもなく、坂ありコーナーありの変化にとんだ面白いコースだった。また、一般ランナーも走ることから沿道の観衆が多く、気持ちよく走れた。来年も参加し、2連覇を目指したい。」と語った。 今回、新たな取り組みとして、選手一人一人に看護学生が付き、選手をサポートした。選手にとっては、雑事を学生に任せ、レースに集中できたのではないだろうか。学生たちにとっても、レースに臨む選手たちの緊張や喜びなど直に感じることができ、良い経験になったのではないかと思う。
運営に当たったみやぎ障害者陸協は、これを機に今後、子どもたちを含めた若年層の大会への協力を求めながら、多くの市民に車いすレースの理解を深めてもらいたいと思っている。
*大会詳細は
大会ホームページ
にてご確認下さい。
記事提供者:日本身体障害者陸上競技連盟 中島理事
成績結果はこちら
http://www.sendaihalf.com/jp/document/2008sokuhou_w.pdf
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