〜第20回全国車いす駅伝競走大会〜京都５区間（21.3km）〜
2月22日、京都で車いすの駅伝大会が開催されました。全国から30チームで５区間、計１５０人の選手が、早春の都大路を走りました。
大会当日は、曇りで無風、気温は11度とまずまずのコンディション。
１区　１列目スタートのチームから小谷選手（神戸）が抜け出すかと思ったが集団で走行。中間くらいには４列目スタートの山本選手（九州ﾌﾞﾛｯｸ）が追いつき、そのまま先頭へ。第１中継所では山本選手がトップで。９秒差で上田（大分Ａ）・樋口（長野）・寒川（神戸）・松永（岡山）選手が集団で。６秒遅れて小谷選手。
２区　すぐに佐矢野選手（大分Ａ）がトップに。２位に川田選手（神戸）。トップとの差は17秒。３位池田選手（京都Ａ）２位との差13秒。
３区　坂元選手（大分Ａ）がリードを広げる展開。２位には３０秒差で用田選手（京都Ａ)。３位は吉野選手（神戸）。
４区　１位で繋いだ大分Ａは現役を引退した笹原選手。後続とは30秒差があったが、京都Ａの西原選手が地元の意地できっちりと仕上げてきており、中盤上りでトップへ。終盤下りでも差が縮まらず23秒差をつけた。３位神戸と２位大分Ａの差は82秒。
５区　澤村選手（京都Ａ）は23秒の貯金を維持しようと手を休めることなく走る。渡辺選手（大分Ａ）は昨年の大分ハーフマラソンチャンピオンの意地で、無風の気象条件の中、猛追を開始。競技場手前では５秒差程度まで追い詰めた。最後のトラック勝負は、20回記念大会という地元の意地が勝ち、京都Ａが大分Ａと２秒差という結果で優勝。
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