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HOME大会・イベント報告 > 第11回日南車いすマラソン大会


平成21年3月1日(日) 宮崎県日南市で「第11回日南車いすマラソン大会」が開催された。
前日まで一週間近く、雨まじりのぐずついた天候が続いた県内だったが、この日は早朝より雨も止み、晴天となっていった。とても良いレース日和となった。
開会式ではハーフマラソン出場の高野逸生選手(宮崎県)による選手宣誓があった。そのあとウオームアップ。そしてスタートラインに整列した。

競技は、ハーフマラソン(21.0975km)とトリムマラソン(50m、500m)で競われた。
トリムマラソンは、それぞれの選手が事前に自己申告したタイムを目標にゴールを目指し、申告タイムとの差が小さいものから順位を決定する。
ハーフマラソンスタートは、今年からJR日南駅近くの国道222号線になった。直線的なスタートになり、カーブでの接触や転倒の危険性も少なくなったと思われる。酒谷地区種子田を折り返し市役所前にゴールする。Aクラス(脊髄損傷等で上肢機能有り)、Bクラス(頸髄損傷等−上肢機能に麻痺が残るもの)、さらに女性の部、50歳以上の部で表彰される。10:30同時スタート。

ハーフマラソンには59名(内1名はオープン)の参加があり、最年長は嘉松一男選手(75歳・長崎県)、最年少は木下正隆選手(18歳・熊本県)だった。また、トリムマラソンにも20名以上の参加があった。
沿道には多くの市民が詰めかけ、最後まで熱い声援を送り続けた。

ハーフマラソンでは、序盤から山本浩之選手(福岡県)と廣道純選手(大分県)が飛び出し、後続を笹原廣喜選手、渡辺習輔選手(いずれも大分県)らが追う展開となった。終盤、山本選手がリードし、そのまま逃げ切った。以下も次々とゴールしていった。

競技終了後には交流会が開かれた。その中の表彰式では、ハーフ優勝の山本選手がトリムマラソン入賞者と交歓した。こうして大会は無事終了した。

  競技成績(都合により上位入賞者のみ)については、以下のような競技結果となった。
Aクラスの部
1位・山本浩之(福岡)0:44:53  2位・廣道純(大分)0:45:22  3位・笹原廣喜(大分)0:50:06
Bクラスの部
1位・松本直幸(沖縄)1:14:03   2位・川久保一馬(佐賀)1:18:21   3位・小坂喜敏(宮崎)1:21:38
女性の部
1位・伊達喜代子(福井)1:10:37  2位・伊藤安江(山口)1:40:13
50歳以上の部
1位・藤川泰博(兵庫)0:51:04 2位・岸本輝明(兵庫)0:56:01   3位・山本行文(熊本)0:56:10
トリムマラソンの部
1位・木下美咲(清武町)6秒差  2位・堂園靖(鹿児島)12秒差   3位・馬場涼(清武町)、安藤宏記(日南市)17秒差

来年の大会もぜひお越しいただけますよう、心よりお願い申し上げます。            小川 敬(宮崎)



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