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＞ 20回記念大会 2009はまなす全国車いすマラソン大会
今回の「20回記念 2009はまなす車いすマラソン大会」は曇りで強風だったようですが、九州勢が1・2位と素晴らしい成績を収めて下さいました。
今回は入賞しましたお二人から大会の報告・感想を送って頂きましたのでご紹介致します。
（洞ノ上選手、山本浩選手、大会報告のご提供、ご協力本当にありがとうございます。）
参加数：４種目９４名
大会の特徴：北海道国体を記に公開競技として車いすマラソンが行われた。札幌のメインどおりである大通り公園を折り返すとする大会
〜報告〜 福岡 洞ノ上 選手（Ｔ５４）優勝
当日は、今にも雨が降りそうな天気でしたが、なんとかもってくれました。 そのかわりメチャクチャ風が強かったです…(涙)。
レース展開は、スタートしてすぐの公園内で仕掛けたら、先頭集団は上位5人に。公園を出て集団を引いてましたが、ちょっと疲れたのでローテーションを求めました。しかし誰も出る様子がなかったので、マイペースで集団を引っ張り坂の上まで・・・。頂上からの下りで山本選手が先頭に出てペースが上がり、後続がいなくなり先頭は山本選手と俺の二人になり、少し遅れて花岡選手と樋口選手でした。 その後、車道からもう一度公園内に入るところで、コースアウトをしてしまいました。
コースアウトをしてる間に、花岡選手と樋口選手に抜かれてしまいましたが、その二人になんとか追いつき、ローテーションをしながら先頭を追いかけました。 気がつけば花岡選手が切れてて、樋口選手と二人になってました。
先頭との距離は300ｍ〜400m。後半はずっと上り坂なので、焦りはありませんでしたが、長い下り坂も手伝い、なかなか追いつかず、24km地点でやっと追い付きました。 先頭集団が三人になり、駆け引きが入りペースが落ちました。
その後、このコースの一番傾斜のきつい所で仕掛けました。 二人と少し差が開いたので、一気に上げてそこからは一人旅となりました。頂上手前で折り返しがあるので、そこで後続の選手との差を確認しました。 下りに入り調子よく走ってたら、右足ふとももが攣ってしまい、漕いだり漕がなかったりでゴールしました・・・。 なんとか上りでの貯金があったので助かりました。
今回はコースアウトしたのに勝ててラッキーでした。
コースアウトした時に先頭集団が4人だったら、後半に上り坂がなかったら、soeさんが来てたら・・・（笑）などなど。
まぁでも結果オーライです。
次気をつけます！
〜報告〜 福岡 山本 選手（Ｔ５４）２位
今年は記念大会と言うことで、大会前日にジュニア教室があり。その講師として洞ノ上選手と一緒に呼ばれました。
ジュニアの皆さんに私達の話を喜んで聞いていただき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
そして、大会当日の天気予報は雨。６月に入ってからは雨の降らない日は無かったそうです。当日の早朝は少し雨も残ってましたが、レース開始にはすっかり雨も上がり。曇り空で走り易そうな気温でした。
しかし例年に無いほどのかなりの強風で、札幌市内までが追い風となってたので、ハーフマラソンでは大会新記録も出てました。フルマラソンでもハーフまでのコースは同じで、一番きつい下りでは今までで最高の57キロ。川沿いのコースでも追い風が強く、40キロほどのスピードで走れ、折り返しまでは気持ちよく走れましたが、折り返してからは上りの向かい風に苦しめられて、洞ノ上・樋口選手にも追いつかれ、きついレースとなりました。
途中から二人にも切られましたが、何とか樋口選手だけは捕らえ、はまなす大会自己最高の２位を獲得できたことは素直に嬉しかったです。はまなす大会は国内ではアップダウンが激しいコースですが、ここを走れば他の大会が楽に感じますよ。
カニも美味しいですし、是非みなさん走ってみませんか(*^o^*)
1位 洞ノ上浩太（福岡） 1:35:48
2位 山本浩之 （福岡） 1:36:54
3位 樋口政幸 （長野） 1:37:03
4位 小谷謙二 （兵庫） 1:38:08
5位 花岡伸和 （千葉） 1:38:08
6位 吉田高志 （大阪） 1:43:11
写真提供:西島健一郎氏:大会事務局
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