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第21回全国車いすマラソン大会〜篠山〜

〜報告者〜吉松 時義 選手(大分県)

 第21回全国車いすマラソン大会が、丹波篠山築城400年祭の期間中である9月27日(日)に篠山城マラソンコース(日本陸連公認コース)で開催されました。

スタート時の気温は21.℃、11時には26.1℃との高い気温の中で、フルマラソン・ハーフマラソン合わせて155名が出走し136名が完走しました。
フルマラソンでは樋口政幸選手(長野県)が1゜31’54”で見事に優勝を果たしました。4秒差で2位には花岡伸和選手(千葉県)、大分から参加の上田隆司選手が4位に入賞しました。
優勝候補と目されていた廣道純選手(大分県)は16km過ぎでスローパンクで空気が抜け出し18kmで棄権しました。
ハーフマラソンでは渡辺習輔選手(大分県)が、46’00”で優勝、3位に大分の佐矢野利明選手が入りました。
私は、2kmで左後輪のタイヤがパンクしましたが、そのまま走り続けました。ハーフのゴール近くを走っている時、後から追いついてきて一緒に走っていた愛知県の小嶋さんが「もう、やめたら」と案じて声をかけてくれましたが、「いや、このまま走る」と返事をし走り続けました。漕いでも漕いでもスピードは上がらず、車輪のガタガタという音のみが、だんだんと強くなり耳に響いて身体に伝わってきます。でも、知人を含む沿道の声援がこれほど有り難いものかと感じる事ができたのは大いなる収穫で2゜16’19”でゴールしました。これで、参加した全ての大会で完走することが出来たのは幸いでした。
国内のトップランナーが参加し、多くの選手が参加すると大会は盛り上がります。是非多くの選手が参加し、選手自らが大会の継続と盛り上げに心を配ってほしいと思っています。
そして、走る選手を見た人々がマラソンや陸上に関心や興味を持ち、是非自分もやってみたいと思い参加してくださる事を願っています。



大会の詳しい結果などは、http://www.city.sasayama.hyogo.jp/hotstation/fukushisomu/kurumaisu21index.html←大会HPより確認をお願い致します。



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