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> 第4回大田原車いすマラソン大会
この大会は毎年この時期(秋)に、栃木県大田原市で開催されます。ランナーはフルマラソンと10kmの部があり、毎年3千人が出場する大きな大会です。
車いすは10kmの部しかありませんが、コースはフラットでとても走りやすいコースだといえます。
しかし、この時期は気温がとても低くて、さらに名物「那須下し(強風)」が吹くことで、タフなコースへと変貌します。
レース当日のコンディションは、例年にない暖かさで、風もあまり吹いていなくて、好記録が狙える状況でした。
9時40分にレースはスタートしました。
スタートして積極的に先頭を走り、2km地点でペースを上げて振り切りにかかりました。
そして、先頭集団は私と廣道選手の二人になりました。私は、廣道選手がトラック勝負に持ち込む作戦と考え、それを警戒してラストスパートに備えて、90%位の力で前を走りました。そして、競技場に入る手前の直線で廣道選手が前に出てきました。
一度抜かれてしまい、それを抜き返しにいきましたが、スタミナが無く抜き返すことができず競技場へは2番手で入りました。競技場内は大歓声でしたが、ロードでの体力消耗がひどくて、私はヘロヘロ状態でした。
しかし、廣道選手に必死で喰らい付き、最後の力を振り絞りラスト150mで外から抜きにかかりました。なんとか、最後の直線でかわすことができ、同タイムながら優勝することが出来ました。
この大会の開催にあたり、ご尽力された千保市長ならびに大会関係者の皆さん、そしてボランティアスタッフの方々に厚くお礼申し上げます。
■関連HP紹介■
下野新聞記事
大田原市ホームページ
■大会結果■
1位 洞ノ上浩太 20:30(大会新)
2位 廣道 純 20:30(大会新)
3位 花岡伸和 21:55
4位 渡辺習輔 21:57
5位 上田隆司 22:22
6位 松永仁志 22:51
〜報告〜福岡県
洞ノ上選手
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