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大会・イベント報告
> 第25回釧路湿原全国車いすマラソン大会
今年は気象観測開始以来はじめてと言われる、全国的な猛暑が続く中「第25回釧路湿原車いすマラソン大会」が8月29日に開催された。
北の地「釧路」も例年よりは暑さを感じたが、午前9時30分スタートで、競技にはさほど影響のない気温であった。
車いすハーフマラソンの部では、2010ソウル車いすマラソン大会で優勝、5000m、10000mともに日本記録保持者となり、記録及び成績において着実に成長し、安定性もでてきた
洞ノ上選手
と、今年のバンクーバー冬季パラリンピックのシットスキーに出場した
久保選手
の2名の選手が、スタートと同時に飛び出した。その後も大会記録更新が期待されるハイペースで走り、そのまま最終のトラック勝負となった。結果は実力のある洞ノ上選手が、久保選手を抑え釧路での初優勝を果した。また、久保選手も優勝は逃したものの、6月から本格的に車いすマラソンの練習を始めたばかりの状況を考えると、立派な走りだったと思う。
この大会は、北海道ならではの涼しい気候と、アップダウンのまったく無い平坦で好記録の出やすいコースが特徴で、その点が選手たちに評判である。今回出場した選手たちも、口々に走りやすかったと話し、中には自己記録を更新したり、シーズンベストを出したり、喜ぶ選手たちの姿があった。
また、武修館高校の学生たちの手作り横断幕や、多くのボランティアの方々が、選手一人一人に名前を呼んで応援してくれるのも、疲れた選手にとっては、走るエネルギーになりありがたく、この大会の沿道の名物とも言える。
近年、全国的に冷え込む経済状況の中、25年間も開催していただいている貴重な大会を大変ありがたく思うのと同時に、主催者や協力者、ボランティアの皆様のご尽力に心から感謝したい。そんな皆様のご苦労に答えるためにも、減少している選手数を、増やすことができればと思っている。 会員の皆さん、来年の8月は、暑い九州を抜け出して、北の涼しい気候と、浜ゆでカニや秋刀魚の刺身など美味しい味覚を味わいつつ、大会も楽しむというのはいかがでしょうか?
大会結果一覧PDF
<写真提供 大会事務局>
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