報 告 |
宮崎県:小川 敬
日時:4月29日(金)祝日 ゴールデンウィークの初日
場所:宮崎市フローランテやシーガイヤ施設につながるロードコースおよび周辺の遊歩道
十数年ぶりに宮崎市で車いすのロードレースが復活しました。今回は久しぶりの運営とあって、「オープン種目」として位置づけられています。正式種目前の試行段階です。今回の結果次第で来年以降につながります。
一般のランナーによるジョギングや車いすランナーは、道路で走ります。また、ウォーキング部門は遊歩道などを利用しています。車いすは、レーサー使用の5kmと生活用(手動、電動、介助付)の1kmの2種目。
午前8時から受付。集合場所(駐車場)は宮崎フローランテ。緑の庭園がある公園です。全体的にユニバーサルデザインなので、車いすには便利です。フローランテの建物内に身障トイレが3ヶ所あります。また公園内にも複数個所あります。
その後、各自で準備、ウォームアップなどを行い10時くらいにスタート位置へ。10時15分にレーサー使用の5kmの部がスタート。その3分後に、生活用などの1kmの部がスタートしました。車いすの部が終了すると、立位の部が10時50分から始まります。
コースのアップダウンは少なく、あってもゆるやかです。路面も整備されていて車いすでも走りやすくなっています(観光地なので道路もきれいです)。普段練習しているように走る選手、ビギナーやジュニアに合わせて走る選手。重度の選手は、介助(補助)者が押して、一緒に走ってもOKです。それぞれに楽しんでいただけます。
5kmの部は、出場者が10数名と少なかったのですが、逆に大きなトラブルもありませんでした。1kmの部も、参加は10名以下ですが、今後増える可能性もあります。今回はオープン種目なので、「復活」を目指すには理想的な感じを受けました。まずはここから始めて、内容を充実していけば、より良い大会になっていくと思います。
大会後に昼食。お弁当に加えて、「冷汁(ひやしる)」と「地鶏の炭火焼」が振舞われました。冷汁は「ねこまんま」ではありません。ちゃんとご飯にかけることを前提にアレンジされた食品です。歴史と伝統がある、由緒正しき郷土料理です。夏、食欲が落ちる時に最高です。食べてみると「これは、うまい」と好評でした!
県外からも、大分県、熊本県、そして長崎県から参加がありました。遠いところを、おつかれさまでした。そして、ありがとうございました!また、この機会を設けていただいた関係者の皆様、感謝を申し上げます。お世話になりました!
この大会は、その名のとおりジョギング大会です。初心者やジュニア向けの大会です。競技はそれぞれの力に合わせて、走ることを楽しむことが第一です。お気軽にご参加下さい...宮崎でお待ちしています。
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