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「京都車いす駅伝競走大会」福岡チーム4年ぶり優勝!
大会前日の銀世界とは打って変わって、眩しいほどの太陽の光がさす中、一斉に25台のレーサーが光輝いて走り出した。 第23回京都車いす駅伝競走大会は、横一線の綺麗なスタートで始まった。
そのラインから飛び出したのが、今、絶好調の長野チーム樋口選手だった。予想されてはいたが、度肝を抜かれるその走りで、見る見るうちに差が広がり、2区へ繋いだ時、2位福岡チームとの間には、約40秒もの差がひらいていた。
2区では、大分Aチーム笹原選手が、区間賞の走りで差を縮めたが、福岡チームはそれほど差を縮めることができないまま3区へリレー。
その3区で華々しく存在感を示したのが、競技用レーサーに乗り始めて6ヶ月の福岡チーム渡辺勝選手だった。52秒差だった1位長野チームを2km地点で捕らえ、4区の洞ノ上選手につないだ時には、22秒の貯金まで作っていた。
その後は、経験と実力のあるベテラン洞ノ上選手、5区副島選手とつなげ、安定した走りで各区区間賞を獲得し、2位に3分38秒の大差をつけて4年ぶりの優勝となった。
九州身体障害者陸上競技協会各チームの成績
1.福岡チーム 45′50″(優勝)
2.大分Aチーム 49′28″(3位)
3.宮崎チーム 57′25″(8位)
4.大分Bチーム 1°01′34″(13位)
5.沖縄チーム 1°01′37″(14位)
6.長崎チーム 1°01′50″(15位)
7.鹿児島チーム 1°05′26″(21位)
全国車いす駅伝競走大会のホームページは、 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tk7716/ekiindex.html
メディアニュース(NHK) http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120219/t10013129601000.html
メディアニュース(京都新聞) http://www.kyoto-np.co.jp/sports/article/20120219000097 |