報告 洞ノ上選手 福岡 |
今年のロンドンマラソンは、パラリンピックイヤーということもあり、世界のトップレベルの選手が殆ど出場していました。
私も、今年はロンドンパラリンピックの前哨戦としてこの大会に臨みました。
スタートして20名ほどの大集団でレースは進み、5km地点にある長くて急な下り坂で、マルセル選手(800m〜1万m世界記録保持者)とデイビッド選手(前回大会優勝者)が飛び出しましたが、アタックは決まらずなんとかメイン集団に吸収することが出来ました。
その後は、あまり大きな動きもなくレースは進みました。
20km地点のタワーブリッジの登りを利用して、またもやマルセル選手とデイビッド選手が仕掛けてきました。
二人のアタックに対応出来ず、逃げを許してしまいました。
そこから一気にペースが上がり、必死に前の二人を追いかけました。
50mほど離されはしたものの、それ以上差は開かず徐々に迫っていきました。
5kmほどかけてようやく追いつく事ができました。
その時点で、先頭集団は8名まで絞られていました。
30km地点から、なんとなく体が重く感じだして、よく見るとマシントラブルです・・・。
先頭集団からズルズル後退してしまいました。
そのまま走り続け35km辺りで、後方から上がってきたジョシュ選手に抜かれ、そのすぐ後に山本選手にも抜かれてしまいました。
10位でゴールでした。
今回は、とても調子が良かっただけにとても残念な結果となってしまいました。
この悔しさをバネに8月のパラリンピックでリベンジしたいと思います。
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報告 下地氏 |
4月22日イギリス(ロンドン)にて、「2012 London Marathon」が開催されました。 日本からは車椅子レースに6名が出場。コースはロンドンの市街地を走るテクニカルでハードなコースとなっているが、沿道からの応援も多くゴールのバッキンガム宮殿前には観戦スタンドが設置されるなど、盛り上がりの大きな大会となっている。
滞在期間中は雨の日が多かったがレース当日は見事快晴。スタート直前にちょっとしたトラブルはおきたものの、そこは百戦錬磨強者揃いの日本選手。早めの対応で問題をクリアし各選手気合い十分でレーススタート。 レース中のトラブルのため先頭集団から離される選手もでるなか、副島選手・樋口選手の2名は終盤もトップグループでレースを展開し、最終のスプリント勝負へ。
ラストは海外勢に表彰台をゆずるかたちとなったが、今後のロンドンでの大会に向け日本選手が十分戦える手ごたえは感じた。
: 総合順位 :
【MEN】
1位 デイビット・ウェア 1:32:26
2位 マルセル・フグ 1:32:27
3位 クリガー・スチャボート 1:32:28
4位 副島正純 1:32:29
5位 ハインツ・フライ 1:32:30
6位 トーマス・ハマラック 1:32:31
7位 樋口正幸 1:32:33
8位 山本浩之 1:33:0
9位 ジョシュ・キャスディ 1:33:54
10位 洞ノ上浩太 1:36:00
【WOMEN】
2位:土田和歌子(1時間53分04秒)
大会ホームページレース結果 http://results-2012.virginlondonmarathon.com/2012/ |