報 告 |
日時:11月18日(日) 車いすの部:午前9時スタート
場所:宮崎県日南市・日南総合運動公園と公認コース
宮崎県日南市で「第4回つわぶきハーフマラソン&車いすマラソン大会 in日南」が開催された。
以前3月に行われていた「日南車いすハーフマラソン」が編入されて、4回目となる。
この時期、おなじみの大会となった。
この日は晴天となり、気温も20℃を少し切るくらいで、暑すぎず寒すぎず…
時に、西寄りの強風が吹くときもあるが、この日は幸いにも弱い風。
走りの上で大きな影響はなさそうで、絶好のマラソン日和となった。
この大会のハーフマラソンコースは、陸連公認コースで公式記録になる。
車いす以外にも、一般のハーフマラソン、親子3kmの部、小学生以上3kmの部、中学生以上5kmの部などがある。市民マラソン大会だ。
ハーフマラソンのコースは、前半は比較的平坦な地形を走る。
やや追い風の場合が多く、快調にスタートできる。
中盤はコースが折り返しになるため逆走になる、そのためやや向い風になる。
若干のアップダウンがあるもののまだなんとかなる。
後半は、大きなアップダウンとカーブが連続する。難コースが選手を待ち受ける。
特に頸髄損傷等の、より重度の選手にはきつくなると思う。
このきついアップダウンを攻略すると、最後の方はまたやや追い風になるので、選手はラストスパートに入る。
選手の全力感が出てくる!
見ている観客、応援する人々には、いろんな展開が楽しめるはずだ。
また、選手の頑張る姿も見られるので、見ごたえのあるコースと思う。
そういう意味では、とてもスリリングで良いと思う。
もし、全体を通して観ることができれば、車いすマラソンの醍醐味を存分に味わえるコースだと思う!
ただし、選手としては、かなりきついが・・・^^;
さて、車イスの部は33名が完走した。
Aクラス(T53,T54)は福岡の渡辺勝選手が優勝、大分の佐矢野利明選手が接戦を制し2位。
若手二人がワン・ツー・フィニッシュした。
Bクラス(T51,T52)は福岡の松本直幸選手。女子は大分の坂元智香選手が、それぞれ優勝した。
若い力が台頭している。ニューヒーローたちが育っている。
まだまだ少ない数だが、すばらしいことだと思う。
このような選手たちが、もっと数多く出てこれるようにしたいものだ。
そのための環境づくりが急務だと思う…
この宮崎県でも・・・いつか「ニューヒーローたち」が誕生することを望みたい!!!
そんな思いが強くなった…。
次回は、平成25年11月17日(日)開催予定です。
ぜひ日南へお越しください。
よろしくお願いいたします。
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