20130928-01当協会の初秋の行事に定着つつある「H25年度第1回ワークショップin長崎(西九州合同練習会)」を、諫早市中央干拓で9月28日・29日に開催した。

一日目は、グループ走を実施。それぞれの力量に応じたグループとなり、それぞれのグループ内のメンバーで、ドラフィティング効果を感じながら走ったり、相互に情報を交換したり、交流しながら走るという、協力しあいながら楽しく走れる練習を行った。練習終了後は、車椅子マラソンは始めてという初心者やジュニアを対象に、シッティングポジションの調整や走り方などを、副島選手に指導していただいた。

二日目は、朝から雨が降り肌寒い感じで、体調への影響を考慮してタイムトライアルを中止するべきかと検討したが、幸い練習開始前に雨が上がり、さらに風が吹かず曇り空で最高の練習日和となった。

20130928-029時半からのミーティングで申告タイムトライアルについて説明し、それぞれの選手に走る距離と完走予測タイムを申告してもらって、全員が一斉にスタートした。この「申告タイムトライアル」とは、設定した完走予測タイムと走行後の完走タイムとの差が最も少ない選手を優勝とするもので、実際のスピードを競うのではないため、参加者の年齢やレベルが様々な場合でも、みんなが一緒に競争できる。今回も15歳のジュニアから80歳の選手まで参加してのタイムトライアルとなった。

みんなで楽しく走ることができたせいなのか、結果は、選手のほぼ全員が、申告したタイムを上回る好タイムで完走した。

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今回のワークショップには、2日間で延べ約60名の選手とスタッフが参加し、二日目のトライアルは、あたかも小さな車いすマラソン大会の様だった。また、スタッフは、自転車での伴走、交差点の安全誘導、記録や給水の配慮など、そして、今回新たに賛助会員とボランティアのトレーナーがご参加していただき、練習前のストレッチや練習後のアイシングなど、ボディケア面で支えていただいた。

参加の皆様、お疲れ様でした。来年も開催を予定していますので、ご参加下さい。

 

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