洞ノ上選手 AVEX

10kロードレース逃げ中真夏のオーストラリアで開催されてるサマーダウンアンダーに今年も出場しました。
今回で8回目の出場となります。
1月21日・22日のキャンベラでは1500mと5000mに出場し、24日のシドニーでも1500mと5000mに出場しました。
そして26日はサーキュラーキー駅前で10kmのロードレースが行われました。
今回は、大会一週間前からシドニー入し、シドニーのオリンピックパークで調整して大会に臨みました。
その甲斐あってかとても良い成績を残すことが出来ました。

 

21日(キャンベラ)
1500m 3分15秒67(B組2位)

22日(キャンベラ)
1500m 3分5秒93(B組1位)
5000m 10分16秒01(A組1位)

24日(シドニー)
1500m 3分02秒46(A組1位)
5000m 10分25秒15(A組6位)

26日
10kmロードレース 21分35秒40 優勝

 

雨のキャンベラ21日のキャンベラは雨時々雷だったので、5000mがなくなり1500mのみとなりました。
5000mは翌日に変更となり、翌日予定していた1万mがなくなりました(そして1500mも追加されました)。
22日は雨も降らなくて良いコンディションでレースに挑めました。
1500mはスタートから積極的に集団を引き、最後はオーストラリアの選手を交わして1位でした。
5000mも積極的にローテーションに加わり、最後は昨年のシカゴチャンピオンのジョシュ・ジョージ選手を交わしての優勝でした。
5000mで勝ったのは7~8年前のアトランタのトラックレース以来だったのでとても嬉しかったです。

 

夜の5000m24日はシドニーに場所を変えてレースです。
キャンベラの1500mの成績で、シドニーの1500mは最終組(A組)で出走することが出来ました。
さすが最終組の強敵ぞろい…スタートで良いポジションを取ることが出来ず後ろから2番目でした。
レースが進むにつれて少しずつ前に上がって行きましたが、ラストラップでポジションが悪かったので思い切って残り一周で仕掛けました(通常なら残り300m辺りから)。
それが、見事にはまり200mで先頭に出てそのまま逃げ切りました。
1500mで勝ったのは初めてで、スプリント力がアップしていたのを実感出来たのが良かった。
5000mはかなりハイペースで集団を引いたので、最後は力が残ってなくて、ラスト一周で捲くりに行きましたが届かずの6位でした。
しかし、昨年の夏から出力重視のポジションにしているので、このような結果として出てくれた事は、今後のマラソンにも活きてくると思います。

 

 

10kゴールそして26日は小雨の降る中10kmのロードレースでした。
今回はトラックでの調子も良かったので「どこどこで仕掛ける」といった作戦よりも、レース中の感覚を重視し「行ける」と感じた時にアタックをしようと考えていました。
最初の2.5kmの折り返しで、向かい風から追い風に変わるのでそこで仕掛けました。
それが見事にはまりそこから独走での優勝でした。
日本人初優勝ということで嬉しさも倍増でした!
しかし、一つのステージをクリアしたに過ぎず、1年半後のリオデジャネイロパラリンピックに向けてまだまだやるべきことが沢山あります。
一つ一つ確実にステップアップしていき、リオでは最高のパフォーマンスを発揮できるよにしたいと思います。
次レースは2月22日の東京マラソンです。
引き続き熱いご声援を宜しくお願いいたします。

福岡 洞ノ上選手
HP:http://kotahokinoue.com/

 

 

10k表彰レース後合宿inリチャード家

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