6月20日(土)、昨年に続き『北九州市障がい者陸上競技教室2015』が鞘ヶ谷陸上競技場(北九州市戸畑区)で開催されました。
参加者は大人から子どもさんまで多くの参加を頂き、見学者、保護者まで含め総勢40名を超えるほどの教室となりました。
開始直前まで降った雨も教室開始と同時に上がり、車イスレーサーやハンドサイクルの試乗を中心に、皆さん元気いっぱいトラックを駆け抜けてくれました。
今年も(株)安川電機様のRewalk(リウォーク)の下半身麻痺の方の歩行が可能となる装置のデモンストレーション(実際に車いすを使用されている方が実演)も行われ、会場にいた皆さんも担当者の話を大変興味を持って聞いていたのが印象的でした。
初めてこの教室に参加してくれた方がいましたが、レーサーやハンドサイクルに乗って、スピードや風を感じながら走る楽しさを実感してくれたことと思います。また、保護者の方からも子どもさんが『ニコニコしっぱなしでした!』という言葉を頂き、本当に嬉しく思えた瞬間でした。
ボランティア初体験の方も多くいましたが、参加者の『楽しい』『嬉しい』『出来た』などの瞬間を共有することで、一緒にこの陸上教室を楽しんでくれたようです。
昨年に続き北九州でこの教室を開催させて頂きましたが、継続することが本当に大切だと改めて実感しました。
最後になりますが、九州パラ陸上競技協会主催の教室開催にあたり、講師の山本浩之氏をはじめ、『NPO法人 はぁとスペース』様、『NPO法人キッズスポッチャ』様、株式会社 安川電機様、そして多くのボランティアの皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。