九州パラ陸上競技協会は身体障害者陸上競技の競技協会です
[報告] 宮崎県：小川 敬
九州パラ陸上競技協会の平成27年度第1回「ワークショップinみやざき」は、8月29日（土）と30日（日）の両日に開催された。
場所は、KIRISHIMA ヤマザクラ 宮崎県総合運動公園です。
ここは、過去に宮崎国体や全国障害者スポーツ大会（昭和54年／1979年）開催を目的に整備された施設群です。
今回は宮崎県以外にも、大分県や熊本県からの参加があった。
総勢で17～18名の参加だった。
一日目は、第三競技場。サッカーなども行われる、400mトラックを備えた施設です。
あいにくの雨天で、屋外活動には不向きでしたが、雨間を縫って始まり！
午後1時過ぎに集合し、ミーティングなどを行い、準備運動や事前作業を行い、開始した。
ウォームアップの後、競技講習。腕の使い方などを習った。
その後、インターバルトレーニング等を行い、トラック班とロード班に分かれて練習を行った。
途中から、雨が強くなり、皆さんビチョビチョでした。
練習後、宿舎に移動。夜は懇親会を行った。
宮崎の外山会長の挨拶のもと、賑やかに会食が進んだ。
途中、松浦副会長から「つわぶきハーフマラソン＆車いすマラソン大会」の話が出て、ぜひ参加してほしいとのこと。・・・「車いすの部」継続のためにも、みなさん参加のほどをよろしくお願いいたします。
こうして、宴は盛況のうちに終了した。
翌二日目、場所を「KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場」に移して行った。
少し古くなっているが、日本陸上競技連盟第１種公認の競技場であり、全国・国際規模大会のメイン会場となっています。
この日は雨もやや小康状態。大きな降りにはならず、直射日光にも見舞わされず、おおむね曇り。
時々ぱらつく小雨は、体温調節の難しい選手には好都合だったかもしれない。
それでも、熱中症には気をつけないといけないので、給水や霧吹きによる冷却などに努めた。
練習では、自転車を先導に使ったビルドアップ走などを行った。
低速12km/hまたは15km/hから400m毎に1km/hアップする方法で、最大でプラス10km/hまで上げていく。
けっこうしんどい。が、良い練習方法だと思う。
その後、ロード班は運動公園から青島方面に伸びる往復約4ｋｍのトロピカルロードで、トラック班はそのまま競技場のトラックで、タイムトライアルを行った。
ロードは、申告タイムに近い人が勝ち！
トラックは、一位を争い、多く勝利したもの勝ち！
というルールで、競い合った。
表彰では、入賞者にＴシャツがプレゼントされた。
その後、昼食をとり、解散となった。
今回は、選手数は10名程度だったが、選手をサポートするメンバーが充実していた。
両日にわたり、7，8名がサポートしていただいた。
タイム計測や練習プランを練ってもらったり、トレーナーによる前後のマッサージなども行われた。
自転車伴走もたくさんだったので、安心して走ることができたと思う。
多くのサポートに、心より感謝申し上げます。
この後の「ワークショップinながさき」もどうぞよろしくお願いいたします。
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