洞ノ上選手(Yahoo所属)福岡

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002先日、東京で行われた、東京マラソンに出場してきました。
10回目の記念大会となった今大会では、車いすも国際化となり、海外から強力なライバルが出場していました。ご存知の方も多いと思われますが、今回はリオデジャネイロパラリンピック日本代表選考レースでした。

 

 

条件は3つで、総合3位以内、日本人1位、1時間28分30秒以内でした。

 

 

私は、10回目の出場でしたが、ゴール付近が変更となり、前日の下見でも細かく見ることが出来ず、不安を抱いたままでのスタートとなりました。コースは、スタートして4km地点まで下り坂で、その後は、フラットが続き、36km地点からいくつかアップダウンがあります。最初の4kmの下りと、36km地点からのアップダウンで仕掛けていこうと考えていました。思いのほか、スタート直後からハイペースとなり、苦しい展開となってしまい最初の4kmでは仕掛けることが出来ませんでした。

 

 

しかし、距離を走るごとに回りの選手たちが疲れてきているのが手に取るように分かりました。私は逆に、元気になっていくような感じでした。誰かがアタックしても余裕で対応することが出来ました。

 

 

私も、浅草雷門のコーナーを利用して、仕掛けてみました。すると、クート選手だけがついてきたので、私の最大の目標はリオの切符だったので、そこからさらにペースを上げ後続を振り切りにかかりました。疲れたので、クートに先頭を変わってもらおうとしましたが、クートも疲れているようで、ローテーションをしてくれませんでした・・・。私は、ここで一気に後続を引き離し、リオの切符を手にしたかったので、仕方なく私がまた前を走り後続を引き離そうとしました。

 

 

しかし、後続も必死にローテーションをし、私を追いかけてきました。エレンストが第二集団を引っ張って連れてきてしまい、彼が第二集団にいたのは失敗でした。しかし、そこで2名の選手が脱落し、先頭集団は6名に絞られました。

 

 

そして、私が最大のポイントとなるであろう36km地点のアップダウンで積極的に仕掛けていきました。
すると、これまで好調をキープしていた西田選手が遅れだしました。先頭集団は、外国人選手2名と、私を含む日本人3人の5名となりました。いくつかの坂でペースが上がり、ましたが最後の上り坂まで5名で進み、最後の坂で鈴木選手が脱落。

 

 

残り1kmとなり、やはり、副島さんが最後の砦となりました。

 

 

ゴール手前200mから道幅が急激に狭くなるので、そこには絶対に先頭で入ろうと思っていました。その入り口までの幅広の道路では、やはり同じ思惑だったようで、副島さんも先頭を取りに来ました。しかし、私もそこは譲れなかったので、さらにペースを上げて先頭を取りました。なんとか先頭で狭いコースに入ることが出来、そこからは残り200mだったので、もう必死で車輪を回しました。

 

 

散々力をためていたクート選手に抜き去られ、仮説のコーナーを右に2回曲がり、ゴールラインが見えた時には残り80m(約8秒ほど)で2位のポジション。私は正直「長っ」と思いました。

 
004後続のプレッシャーが物凄くて、その直線が果てしなく長く感じていました。最後の最後で、エレンストに抜かれてしまいましたが、なんとか3位でゴールすることが出来ました。

 

 

日本人1位、1時間26分01秒といった好タイムで、リオの切符を手にすることが出来ました。1位から4位までが2秒差という、本大会では過去に例がないほどのスプリント勝負となりました。石垣島合宿では、午前ロード走で、午後はトラックでスプリント力も磨いてきたので、それが功を奏したのではないかと思います。しかしながら、中盤で外国人選手を引き離せなかったこと、ゴールスプリントで太刀打ちできなかったことは、課題は課題として残ってしまいました。

 

 

9月のリオへ向けてしっかり調整し、金メダル獲得へ向けて頑張っていきたいと思います。
応援ありがとうございました。

 

 

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