山本選手 <熊本>

0101  5月8日仙台ハーフマラソンが開催され、九州ブロックからは招待を含む4名の選手が参加した。大会当日は、東北にしては平均温度が7月上旬並みの20度超え、風速3mという車いすマラソンにとっては少し厳しい気象条件となった。

 
スタート直後から招待の山本浩之選手(福岡県)、樋口政幸選手(長野県)、鈴木朋樹選手(千葉県)が飛び出した。中盤まで続いた駆け引きから抜け出したのは、ベテランでリオデジャネイロパラリンピックマラソン種目内定の山本選手だった。そのまま独走でゴールテープを切った。

 
他の3選手は厳しい気象条件、アップダウン、数々のコーナーや折り返しにもかかわらず、各関門制限時間を見事にクリアーし、川路選手(鹿児島県)、後藤選手(熊本県)、山本選手(熊本県)ともゴールにたどり着くことができた。

 
特に熊本の選手は、今回の地震により練習がなかなかできない状況で、かつ大会に参加する事にも葛藤があったが、出場して熊本地震の被害が復旧してきていることや、心配してくれている仲間に感謝の気持ちと、熊本のみんなが無事で元気にしている事を伝えたいと考え、出場し力の限り走ったのが完走につながったのではないかと思った。
マラソンの応援、さらに地震のご支援、激励を頂き誠にありがとうございました。

大会のサイトはこちら http://www.sendaihalf.com/

 

 

0102ハーフ男子(車いすの部)結果
1. 0:45:43 山本 浩之
2. 0:46:56 鈴木 朋樹
3. 0:48:47 樋口 政幸
4. 0:50:46 伊藤 尚弘
5. 0:51:24 西原 宏明
6. 0:57:20 大城 晶也

 
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