熊本県会員:三浦久人
先日6月1日(土)、2日(日)にありました日本選手権の100mと400mに出場しました。
熊本から大阪までは新幹線で移動して選手権1日目の昼過ぎに到着しました。前日に熊本から同じく参加していた選手、同じく熊本から応援に来て頂いた先輩方とも無事に競技場で合流しました。
1日目は試合が無かった為に昼食後しばらくしてから先輩と共にレーサーの調整、並びに試合前最後の調整を行い試合に万全の状態で臨むべく準備を行いました。
競技場のコンディションとしてはいつも練習してる競技場よりもやり易そうな感じだと思いました。
一番大阪に来て苦労した事はホテル探しです。先輩方と夕食後ホテルにチェックインするためにホテルを探し始めましたがホテルは競技場から電車で30分くらいのところにありました。ナビで探せばすぐにあるだろうとたかをくくっていたのですがそこはさすが大都市の大阪、どこにどう行ったらいいのか分からずに1時間半くらい経ってやっとホテルに着くことが出来ました。見ず知らずの場所に行く際はもっと事前準備をすべきだということを学ぶことが出来たので収穫ではあったと思います。
そして試合当日、なんとか競技場に着いたところですぐにアップをし始めました。今回日本選手権は2回目だったので招集までの流れはスムーズに行ったと思います。
そして迎えた100m。いつもの練習の成果を発揮すれば大丈夫だと思ってスタート位置に入りました。しかし緊張し過ぎたせいかスタートが出遅れた上、前輪が浮いてしまい結果は18.17でした。ですがなんとかタイムに拾われて決勝に進むことができました。予選で出た反省点を生かそうと思いながら臨んだ400m。練習では1度も納得した走りが出来ず無事にゴール出来るか不安のままスタート位置に入りました。練習よりも風などは気にならなかったためか結果は64.26とまずまずでした。しかし最後の直線でスタミナ不足になったことは今後の課題となりそうです。とそんなこんなしているうちに100m決勝になりました。決勝に初めて進んだのであれこれ考えずに予選で出た反省点だけとりあえず考えて後はしっかり楽しもうと思いながらスタート位置に入りました。これは試合全体を通してなのですが応援席にいらっしゃった熊本からいつも練習に一緒にお付き合い頂いてる先輩方からの声援が一番聞こえたおかげなのかとてもリラックスして試合に臨むことが出来ました。そのためか今期の練習で1回も出なかった17秒台(17.94)を出すことが出来ました。
正直なところ自己ベストではなかったのですが何故か嬉しい気持ちになってしまいました。それは日頃の練習の成果がほんの少しだけ出たからかもしれないなと後から感じていました。
日本選手権と言うとてもとても大きな大会に出場させて頂き色んな人と知り合いになることも出来ましたし、何よりこれに満足する事なくもっともっと上を目指すべく練習に励んでいきたいと思いました。
最後になりましたが日頃の練習からお付き合い頂き、また熊本から帯同までして頂いた先輩、熊本からはるばる大阪まで応援をしに来て頂いた先輩方など、自分は本当に幸せ者だと思います。
本当にありがとうこざいました。今後ともよろしくお願い致します。