第34回釧路湿原車いすマラソン大会感想

大分県 山口修平選手 

 7月14日(日)に第34回釧路湿原全国車いすマラソン大会が開催されました。 
 今大会は、北海道釧路市にある市営陸上競技場をスタートとし、大規模運動公園道路から美原、芦野地区の市道を周回し、再び市営陸上競技場に戻るフラットなコースとなっていました。 
 自身も日頃の練習成果を試すために挑みました。当日は前日から降り続いた雨と北海道ならではの低気温の中、雨対策として松ヤニを準備、調整し号砲を待ちました。 

 レース内容としては、スタートと同時に3人の選手が飛び出しトップ集団を形成、3人の選手が独走する展開となりました。 

 自身は喰らい付こうと必死にもがきましたが力及ばず約2キロ地点で引き離されてしまい、最後まで1人での斜めから風や水溜り、雨と戦う苦しいレースでした。 
 ただ、そんな苦しいレースの中、雨にもかかわらず、沿道から選手の名前を呼びながら応援してくださるボランティア、スタッフの方々には沢山の選手が力をいただけたのではないかと思います。自身初参加となりましたが、心に残る大会となりました。参加された選手の皆様、並びにご協力くださったスタッフ、ボランティア、大会関係者の皆様お疲れ様でした。 

九州パラ陸上協会事務局報告

 例年の如く、大会前日に開会式と前夜祭がありました。カニを含めた北海道の特産物に舌鼓を打ち大会への英気を養い、さらに各県からの参加者と交流しました。
大会当日、会場に到着すると、競技場に今年もさらにすばらしいできの武修館高校生徒たち手作りの数々の横断幕が飾られ選手を迎えてくれました。さらに全校生徒の皆さんと地域住民の皆さん、ボランティア皆さんが、選手名簿やゼッケンを見ながら一人一人の名前を大声で呼んで応援してくれました。

 近年、全国的に車いすの大会が減少する傾向にある中、34年間も大会を開催し続けて頂いているそんな皆様のご苦労に深く感謝するとともに、今後も継続的に大会を開催していただくためには、出場選手数を何とか増やし盛り上げることができればと考えています。
 今回、ハーフマラソンと8km・2km・300mの種目に74名の選手が出場されました。

 ハーフ種目に19名のエントリーがあり、そのうちの11名が九州パラ陸上競技協会会員選手でした。約6割の選手が九州から北海道の釧路に駆け付けたことになります。暑い九州から涼しさを求めての参加かもしれませんが、理由はともあれ結果として大会を盛り上げることになり、そして参加した選手の皆さんは、釧路の涼しさや食を満喫して、なおかつ大会の存続に寄与できているのであれば、すばらしいことだと思います。

 来年は35回という区切りの大会となります。年間スケジュールの中に組み込んで、しっかり準備して参加してみませんか。

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