今年は、10月3日、真っ青な秋晴れの空のもと、菊陽杉並木公園さんさんを会場として、生活用車いす3キロの部および1キロの部と、競技用車いす3キロの部の3種目に、長崎県、福岡県、佐賀県、鹿児島県の県内外から約70人の障がい者と約100名のボランティアが参加しにぎやかに開催されました。
この大会は、日頃外出したり屋外でスポーツを楽しんだりする機会の少ない重度の障がい者(電動車いす・足けり車いすなど)の皆さんが出場できる唯一のロード大会です。当日の会場は、九州中央リハビリテーション学院・熊本総合医療リハビリテーション学院の学生さん約80人が、選手サポーターとして選手一人一人につき、選手とサポーターとが和やかに交流しながら、一緒にジョギングを楽しむ姿であふれました。
ゴールした後は、防災ボランティアすぎなみの皆さんが作ってくださった美味しいだご汁を緑の芝生の上で味わいながら、昨年に引き続きむたゆうじさんの友情コンサートや、みんなの人気者くまモンと一緒にくまモン体操に合わせて体を動かして、会場は多くの笑顔に包まれました。そして恒例となった抽選会では、抽選番号の発表に一喜一憂する皆さんの歓声にわく、とても楽しい雰囲気の中で閉会となりました。
近年、交通規制が厳しくなりガードマンの確保も難しくなってきています。主催者及び実行委員会が協力して引き続き大会開催を目指して努力していきたいと考えています。ご協力やご支援を、どうぞよろしくお願いします。また、参加者が増えることを願っています。