洞ノ上選手 コメント

洞ノ上 浩太 選手 (福岡)
ホームページ http://kotahokinoue.com/
所属 avex

大会名:41st BMW BERLIN MARATHON http://www.bmw-berlin-marathon.com/

 

 

ブランデンブルク門今大会は、準優勝した2010年大会以来の出場で「なにがなんでも優勝してやる」という強い決意で望みました。
コースの特徴としては、フラットですが右へ左へとコーナーが多く、とてもテクニカルなコースです。

 

ご存知の通り、私はアップダウンのコースが好きなので、ここはあまり得意なコースではありません。
メンバーとしては、世界記録保持者のハインツ・フライ選手や、最近調子を上げているトビアス選手、短距離から転向してきたケニー選手でした。
しかし、ハインツ選手との一騎打ちとなるのではないかと予想していました。

 

レースは、スタートから先頭に出てレースをコントロールし、2kmほどで先ほどの4人の選手に絞られました。
そして、6km地点の橋の登りを利用してアタックすると、ハインツ選手と二人になりました。 フラットでは無類の強さのハインツ選手・・・ピタリとマークされ、私の後ろを離れません。

 
 
戦勝記念塔 (ジーゲスゾイレ)

しかし、コーナーの度に少し離れるので、残り35kmもありましたが思い切って仕掛けてみました。 するとジワジワと引き離すことができ、そこから一人旅となりました。そこで、勝ちを確信してしまうと一気に追いつかれてしまうので、今までは目標をタイムに切り替え自分との戦いにしてきました。
 
しかし、そうやって目標をタイムに切り替えると、マンホールをなどをよく踏んでしまいパンクなどといったアクシデントに見舞われていたので、今回はなにがなんでも勝つという強い気持ちがあったので、あえて後方の選手を気にしながら、路面の状況にも細心の注意をはらって走りました。
なので、タイムはよくありませんでしたが、レース中の心拍の高い状態で、自分を完全にコントロール出来たことは評価できる思っています。

 

 

表彰2結果
1位 洞ノ上 1:32.25
2位 ハインツ・フライ1:36.12
3位 トビアス1:37.21

次戦は、シカゴマラソン(10/12)ですが、その前にカナダのオタワで10kmロードレース(10/9)で刺激を入れてきます。
シカゴもオタワも初レースとなりますが、限られた情報の中でもベストを尽くし優勝したいと思います。応援宜しくお願いします!

 
金メダル優勝盾

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