シンガポール大会風景寒い九州から28度のシンガポールへ、到着すると私を歓迎するかの如く、亜熱帯の特有の大雨が迎えてくれた。ワゴンのタクシーでホテルへ直行、荷物を置いて明日のレースの受付に電車を乗り換えて会場へ。スムーズに受付を済ませ明日への10kmロードレースに向けて準備万端。

今年の車いす10Kにはオーストラリアのリチャードコースマンと韓国の選手を含む7名のレーサー車と、バスケットボール用車いす選手7名が、7時10分のフォーンと同時にスタートする。 コースはF1シンガポールGPで使用するコースで、高低差がなくほぼフラットだったが、ところ何処、路面の段差を解消するためのスロープが設置されていたり、やや注意の必要な個所があった。 好都合なことに、スタートとゴール地点が街中で、付近にあるホテルに宿泊すれば、ホテルからレーサーで行き帰りが可能で、非常に便利である。

 

シンガポールスタートさらに、大会は早朝で、気温が20度前後と心地よく、朝食前の一走りという感じで、気持ちのいい汗をかくことができる。皆さんもご存知のとおり、シンガポールは、大変小さな(沖縄県の半分くらいの面積)観光国で、多くの観光施設(ゴンドラ・ロープエイ・植物園・動物園・水族館・ショピングセンターなどなど)がひしめき合っている。そして、それらの施設はほぼバリアフリーで、車いすでも問題なく楽しむことができる。 皆さん、寒い日本を離れ、福岡空港から直行便で約5時間半、暖かいシンガポールでロードレースに挑戦してみませんか?

 

 

シンガポールスタート2シンガポール風景2

 

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