グラフィックス1この大会は、国内で開催される数少ない車いすマラソン大会の一つです。
しかし私は,10月末の大分国際、その翌週のNYシティマラソンに照準を合わせていたので、この大会には調整せずに臨みました。
このコースは、上り坂がきついのと、山から吹き下ろす強風が有名なコースです。
今大会は、ライバルがいなかったので、優勝は堅いと考え、1時間27分08秒の大会記録を目標に挑みました。
スタートから先頭を走り、後続の選手がいても気にせず先頭をガンガン走りました。
すると、10㎞ほどで後続の選手が千切れて、そこから独走状態となりました。
15㎞辺りから山に向かって走るのですが、そこから向かい風が強くなり、登り坂もどんどんきつくなっていきました。
優勝は間違いない状態で、正直何度か挫けそうになりましたが、自分との戦いだと思いリングを漕ぐ手を緩めることはありませんでした。
最後まで諦めることなく漕ぎましたが、残念なことに目標としていた大会記録には届きませんでした。
グラフィックス3しかしレース後、大会関係者の方から「8年前にコースが変更になったのでコースレコードですよ」って言われました。
この大会の歴史に名を残すことが出来たので本当に良かったです。
次につながる納得のレースでした。 大会関係者の方々、ボランティアで参加のみなさん、大変お世話になりました。
また来年宜しくお願いいたします。

 

レポート by  洞ノ上選手(福岡)

ホームページ http://kotahokinoue.com/

 

グラフィックス2

ページ上部に