ゴール直前、激坂でのアタックこの大会は、3年前まではフルマラソンとハーフマラソンが行われていましたが、一昨年よりハーフマラソンの部だけの開催となりました。
この大会は、上位6位まで来年の本大会の招待(航空チケット&宿泊)があるので、優勝を狙う選手、6位入賞を目指す選手とさまざまなドラマがあります。
私は、もちろん優勝狙いです。
大会記録は狙っていませんでしたが、結果大会記録の更新をすることが出来て嬉しく思っています。

このコースは、真駒内スタジアムをスタートし、公園内のクネクネ道が約3km続き、その後車道に出てダラダラと2kmほど登り、Uターンして一気に札幌の中心地まで下ります。
そして、最後は円山動物園の前の激坂を登ってフィニッシュです。

毎年のことですが、スタート直後のクネクネしながらアップダウンする公園内で仕掛けました。
そうすると、車道に出る頃には久保選手との二人だけになっていました。
今回は、攻めの走りをすると決めていたので、久保選手が後ろにピッタリ張り付いていましたが、あまり気にすることなくガンガン攻めました。
ほとんど先頭を譲ることなく走り、ゴール前の激坂で引き離すことが出来ました。

日本のトップ選手が集結していたので、プレッシャーはありましたが、臆することなく攻めれたのが勝因だと思います。
大きな大会になればなるほど、プレッシャーがかかり「勝ちたい」と思う気持ちが大きくなります。
そして、自分でも気づかないうちに周りにのまれていることがよくあります。
今後も、この攻めの気持ちを世界の大舞台でも出していきたいと思います。

表彰式結果:優勝(3連覇&大会新記録樹立)

<文/洞ノ上T54(福岡:所属:エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社)>
http://kotahokinoue.com/
応援ありがとうございました。
次レースは7月19日の種子島ハーフマラソンです。
このレースでも、自分の走りが出来るように心身ともに仕上げていきたいと思います。
応援よろしくお願い致します。

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