大会事務局より

疾走する選手が満開の桜の花びらを揺らすなか、「新日本製薬 大分パラ陸上 2016」は、全国から108名のエントリーをいただき2016/4/9-10に開催できました。

ご協力・ご協賛いただきました企業・団体様のおかげで、穏やかな気象条件の中、2016年度日本国内IPC公認大会第一弾として開催し、今夏開催のリオデジャネイロパラリンピックに向けて、選手は最高のパフォーマンスを発揮できました。さらに今年は、パラリンピックイヤーということもあり、30社近くのメディア様が全国からお越しいただき、全国へ大会をアピールできました。

 

oi02今大会は、リオパラリンピックを見据え、国内のIPC公認大会が前倒しで行われることとなり、当大会も一ヶ月前倒しとなりました。新年度すぐということと、Jリーグの次年度日程が不透明な時期と重なり、開催場所の確保が不確定なまま大会準備期間を迎え、ご支援のお願いをしつつも開催できるのか不安で仕方ありませんでした。

 

年度の変わる時期でスタッフの確保がうまく進まず、事務局としては不安がありましたが、各スタッフが責任持って持ち場をこなしてくれたり、当日飛び入りで手伝って頂いたり、多くの役員・スタッフが大会運営を円滑にしてくださり、皆さんの支えが大きな成果を生んでくれたことと感謝しております。

 

大分パラ陸上は、選手が気持ちよくレースができる大会を目標に進めてまいりました。一方では、IPCルールに適合する用具が競技場に不足しており、ハード面で国際基準を満たしていないという問題ができてきております。九州大分から世界へ選手が羽ばたける大会を継続し、2020年には、大分パラ陸上で活躍した選手が、東京パラリンピックに出場していることを願って進めて参りたいと思っております。

 

今後もご支援の程、よろしくお願い申し上げます。

新日本製薬 大分パラ陸上 2016 大会記録

エントリー数 108名
男性 81名
女性 27名
種目数 12種目 (100.200.400.800.1500.5000m 走幅跳.三段跳.走高跳.やり投.円盤投.砲丸投)
述べ人数 254名(全種目参加人数)
日本新記録 6個
アジア新記録 1個

 
詳細については、大会のサイトhttp://oitaathletics.com を御覧ください。
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