11月15日(日)、宮崎県日南市において「第7回つわぶきハーフマラソン&車いすマラソン大会」が開催された。
車いすハーフ、ハーフ、5km、3km、親子3kmの種目で行われた。
2135人が参加し、1968人が完走したとのことだ。
大会には、﨑田恭平日南市長も出場された。
当日は晴天で、この時期にしては暑いくらいの気象条件だった。しかし、雨や強い季節風もない点では、良い条件となったと思う。
車いすの部は、32名のエントリーだったが、大分国際の直後ということもあってか、体調不良などでの欠場者も若干出たようだ。
レースは午前9時スタート。
陸連公認のハーフマラソンコースだ。アップダウンやストレート、カーブの連続など起伏のとんだ面白いコースである。序盤から、大分国際車いすマラソン大会のハーフで優勝した渡辺勝選手(福岡)を中心に渡辺習輔選手、佐矢野利明選手(いずれも大分)、田中祥隆選手(福岡)らが先頭集団を形成する。結局、この上位3名渡辺勝、渡辺習輔、佐矢野利明の各選手がそのままの順位でフィニッシュした。
また、Bクラス(頚損)では、3位にT51クラスの清田愼也選手(熊本)が入った。先の「大分国際車いすマラソン大会」のハーフの部T51クラスの優勝者でもあるもっとも重いクラスの選手が入賞できたのは、なんとも喜ばしい。本人もハーフマラソンのベスト記録を喜んでいた。
「(一週間前の)大分国際のハーフと比較しても、自分には走りやすいコースに感じた。」
このことは、T51クラスの選手でも充分に走り切れることを証明してもらったような気がする。
そして、努力と工夫次第では、重度障害でも完走可能なコースでもあると感じた。
ちなみに、宮崎県のホープ木下選手もしっかり自己ベストを出していた。彼の障害クラスでは、良い方ではないかと思う。更に、短距離専門のアスリートがハーフマラソンでも結果を出せるようになった。
(あくまで短距離優先だが)オールラウンダーになってほしいと思う。
大会後は、おびすぎドームにおいて、お弁当とおいしい豚汁をいただいた。走った後は、おなかが空いているので、とてもうまかったぁ~!
こうして、大会は無事終了した。
大会を支えいただいた、スタッフやボランティアの皆様、たいへんお世話になりました。ありがとうございます、心より感謝申し上げます。
大会結果 一覧PDF コチラから確認できます